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なぜ、わざわざ「違い」を学ばなければならないのか

こんにちは。吉田裕美子です。

「人はそれぞれ違うもの」

そう言われれば、誰でも「そうだよね」と思うのでは無いでしょうか?

その一方で、

「なぜあの人は、いつも不機嫌な態度なのだろう?」
「なんで、こんな簡単なことができないのだろう?」
「なぜ、行動を起こさないのだろう?」

なんて、「なぜ?」「どうして?」と思う事は無いでしょうか?

人は誰でも違う・・そう頭で思っていても、自分と違う人が近くにいれば、「どうしてだ!」と思わず憤りを感じてしまうこともあるんですよね。

そう、私たちは、「人は誰しも違うもの」という事実は知っているのですが、ではどう違うのか?を認識する事はとても難しい事なのです。

何色の眼鏡を自分がかけているのか・・

オズの魔法使いを読まれたことはありますか?
あのお話しの中には「エメラルドの都」という都市が出て来ます。そこでは、みんな緑色のレンズの眼鏡をかけているんですね。だからすべてがエメラルド色に見えている。

事実はさておき、全員そう「見えている」んです。外からその都市を訪れれば、「変なの」と思うでしょうけれど、ずーっとその眼鏡をかけていますから、眼鏡を外した状態なんて、想像できない訳です。

私たちの日常というのは、つまり、そういう状態なのです。相手が「変なの」と思おうとなんだろうと、生まれてこのかたそういう世界の中にいる人が、「眼鏡」の存在に気づく事は、そう簡単ではありません。

さて、困りました。
「人はそれぞれ違う」と分かっていても、「人との違い」は簡単には認識できない。
そうなると、自分がよかれと思ってしたことや、あるいは、当然そう感じるだろうと思って行った事が、全く逆の意味になっている場合もあるかもしれないのですから。

違い認識できないがために起きる、関係性の不全

ちょっと、こんなシーンを連想してみて下さい。

あなたは、スタッフの成長を心から祈っているとても良い上司です。
スタッフが少しずつステップアップして行くために、自分で判断して行動して行って欲しいと思っています。
スタッフの失敗は、すべて自分が被るつもりでさえいます。

「この仕事は君に任せるよ。失敗しても良いから、自分で思うようにやってごらん。」

そう伝えて、ある仕事を任せました。

ところが、そのスタッフは、自分で判断するどころか、逐一お伺いを立てて来て、全く自分で物事を進めてくれません。

「なぜだ・・なんで少しずつでも自分でチャレンジしてくれないんだ。」

あなたはモヤモヤに包まれています。

こんなシーンは、本当に困ってしまいますよね。
良かれ・・と思っているのに、どうにも上手く行きません。

あなたは、とても良い上司であるにも関わらず、なぜか物事が思うようにならないのです。

まずは、自分を知る

こんなとき、「どうしてだ!」と相手の心のうちを知りたいと、まず感じるかと思いますが、その前に、自分自身を知る努力をしてみましょう。
自分の判断基準や、強みが分かって初めて、人との違いも理解できるようになりますから・・。オズの魔法使いで言えば、自分の眼鏡は何色なのかを知る・・ということです。

さて、上述の例で考えてみましょう。

このシーンでは、「失敗しても良いんだよ」と言って仕事をスタッフに任せようとしています。その背景には、それはスタッフにとってきっと良いきっかけになる・・という気持ちがある訳です。このようなケースの場合、もしかするとあなたは、自分で物事をどんどん推進する事に優れているタイプの方なのかもしれません。

また、周りからあれこれ指示されたり、報告を要求されるより、自分で判断したいと考えられるタイプなのかもしれません。

だから、周りの人も、指示されたり、報告を要求されるより、自由にやらせてくれればハッピーに違いない・・そう感じているとも考えられます。

私たちは、自分の価値観で「良い」と思った事が相手にもきっと良いはずだ・・と考えてしまう所があります。

でも、世の中には、全く逆の人もいるわけです。
まずは、自分が何を「良し」としている人なのか、どんなことが得意なのか、もう一度振り返ってみましょう。

そうは言っても、自分自身では気づきにくい事もあります。
その場合は、周りの人に聞いてみると良いですね。

「あなたから見て、私ってどんなタイプに見える?」

「何が得意だと思う?」

ちょっと恥ずかしいと思うかもしれませんが、思い切って聞いてみると、きっと予想もしなかった答えが返ってくると思いますよ。
是非お試し下さいね。

さて、だいぶ長くなりましたので、続きは次回に。

 


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