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息子との約束

こんにちは。吉田裕美子です。

昨日から、私がこの仕事をしている「理由」を書き始めました。
正直こういう「胸の内」を公共の場所に書くというのは勇気が要りますね。
Publishボタンを押す時、かなりドキドキしました。(^^;;

ありがたくも、「続きが楽しみ」とおっしゃってくださった方もいたので、続きを書こうかと思います。
(誰も読んでくれなくても、書きますが・・汗)

自分を納得させるために・・

「どちらの社会に所属するの?」

という自問自答がありつつも、私は幸運にも子どもを産むことができました。

臨月まで仕事をしましたが、産まれてからは、復帰のタイミングを決めかねて、あっという間に2年が過ぎていました。

子どもが産まれてみると、毎日の変化がものすごくて、これを見逃したら損!!という感覚と(笑)、息子が猛烈な人見知りで、そばに居てあげたいという気持ちがわいてしまったのでしょうね。保育園に入れることは考えませんでした。

でも、息子が2歳の時、

「吉田さん、そろそろ仕事を再開しませんか?」

と、お客様の方からありがたい言葉をかけていただき、仕事を再開する事になりました。

2年も休んでいましたから、技術者としては、相当なブランクです。

その一方で、息子は2歳。
猛烈に手がかかるタイミングです。

後から思えば、新生児の方がむしろ楽で、2歳、3歳は、最も大変な時期と言えます。

どうしよう・・できるのかな?という不安は多少ありましたが、気持ちは決まっていました。

このチャンスを活かさなければ!

でも、そう考えていると、横に涙目の息子がいるわけです。
母性が私をグラグラ揺するのは、当たり前と言えば当たり前の事です。

グラグラしながら仕事をするというのも精神的によろしく無いので、私は1つ、息子と約束をすることにしました。
(と言っても、まだ2歳ですから、私の方からの勝手な約束です。)

息子が大人になったときに、「お母さんが仕事をしていてくれてよかった」と言ってもらえる仕事をしよう。

この一点だけを守ろう。そうすれば、今何か後ろめたい気持ちになっても、自分を納得させる事ができる。
そして、仕事に復帰する事を決めたのです。

「あなたがこの仕事をしてくれてよかった」と言われる仕事

それって一体どんな仕事なんでしょう?

まだ2歳、3歳の小さい頃には、私が仕事をすることで息子にとって良い事なんてそんなに無いかもしれません。
でも、大きくなったときに、「ああ、お母さんが〇〇していてくれたおかげで、とても良い事があった」と言ってもらえること。

この問いが心の中にありながらも、私は、何をすれば良いのかも浮かばず、元していた開発の仕事にもどったのです。

確かにITのシステム開発も、「世の中を良くする仕事」の1つと言えるでしょう。
でも、「お母さんがしていてくれて・・」とまで言えるか?というと、私の技術的な能力ではそんなことは無理です。
ザッカーバーグ様の息子なら言うかもしれませんが、吉田裕美子の息子がその台詞を言うのはあり得ません。

そんな時、私は小学校4年生のときに、担任の先生が教えてくれた事を思い出しました。

「人間という字は、人の間って書くだろう?人間は誰でも1人で生きて行く事はできないんだ。その事をよく覚えておいてほしい。」

4年生の終業式の日、次の学年はクラス替えで担任も変わる・・という時に、担任の井関先生が言った言葉を私は頭の片隅でずっと覚えていました。

「ああ、息子は1人では幸せになれないな。」

そう考えるようになりました。
その前までは、無意識に「息子の幸せの為に何をしよう」と思っていたところがありました。

考え方が変わったのは、偶然ではなくて、周りのママさんたちに猛烈に沢山助けられて、人見知りな息子が少しずつ外に出て行けるようになるのを肌で感じる中で、息子の周りがどんな環境か・・ということがとても重要だということに気づいたのです。

どんなに彼自身が成功するよう、親が努力したとしても、その周りの人がHappyで無ければ、彼もHappyにはなれないでしょう。
逆に、Happyな人に囲まれていれば、彼自身が多少どうであったとしても、Happyな人生を送れるはず。

「お母さんが働いて来てくれて良かった」と言われる仕事。
それはきっと、息子の周りを幸せにすることなんだろうな・・。そんな風にぼんやりは考えましたが、まだ「コレ」ということは思いついていませんでした。

何をすべきか・・を気づくまで、その先何年か、かかってしまいました。
その間、LLPを作って失敗したり、1年のうちに肺炎を2回も起こしたり、まあ、すってんばったんの時を過ごしていたのです。

でも、LLP設立で失敗した事が、私に大きな転機をもたらしたと言えます。

次は、その辺りから書こうかと思います。
(つづく・・)


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