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「得る」モチベーション、「与える」モチベーション

スタッフの方の「モチベーション」をどう上げるか・・という
お話は、ずいぶん前から「定番」メニューの1つとなっています。

私達のように、自分達で事業を興している人間からすると、
仕事に対してやる気を失ったら、
それはそのまま失業につながるわけですが、
いつもいつも「やりたい事」ばかり
やっているわけでもありません。

所謂「やらなければならない」仕事であっても
放り出さずに進むのは、
やはり、動議付け、つまりモチベーションがあるからと
いえるでしょう。

日々コーチング・セッションや研修で
様々な方とお会いしたり、お話を聞いたりしながら、
家にいる10歳の息子やその周りの子供たちとも
会話をし、
また、自分も含む事業を営む人たちとも
交流をしながら、
最近、「モチベーション」には源が2つあるように
感じるようになりました。

今日は、その事を書いてみたいと思います。

タイプ1:「得る」モチベーション

1つは、「得る」モチベーションです。

このモチベーションが高いのは、
体も頭も心も成長過程にある人、
例えば、子供たちを想像してもらうと良いと思います。

背もドンドン伸びてきますし、
学校で新しいことを日々習い、
将来について夢を描く年齢の人たち。

モチベーションの源は、
自分の未来の姿の中に見つけていくのでしょう。

お父さんの様な仕事がしたいな。
サッカー選手になりたい。
お料理の先生になりたい。

その為に、○○する・・という
モチベーションが沸いてくるわけですよね。

これは、技術や能力など、
自分自身が何かを「得たい」という気持ちと
言えるでしょう。

タイプ2:「与える」モチベーション

それに対する、もう1つのモチベーションは、
「与える」モチベーションです。

自分が社会の中に何かを差し出したいと
感じるモチベーションです。

このモチベーションは、
自分が体験した「不足感」と、
それを自分自身が満たすのだという
リーダーシップから沸いてくると言えます。

私が2003年に初めてお願いしたコーチは、
ご自身が小さなビジネスを運営していて、
同じように小さなビジネスを運営する人たち同士で
情報を共有する仕組みがないことを不自由に思い、
SOHO向けの情報サイトを運営されていました。

自分の経験した、
組織、あるいは社会の中にある「不足感」。
それに対して自分自信がどう貢献するかを考え、
何かを与えることで、良い方向に持って行きたい
というモチベーションを持った人。

「与える」モチベーションを持つ人は
そんな人と言えます。

必要なモチベーションは、どちら?

さて、もう一度、振り返ってみましょう。

一般的に、「スタッフのモチベーションが低い」という話をする際、
私は、多くの方が「得る」モチベーションを
引き上げようとしているように感じます。

「もっとスキルを高める気持ちを持って欲しい。」

「もっと貪欲に仕事に臨んで欲しい。」

でも、「社会人」がスキルを高めたい、
仕事にもっと意欲を持って臨みたいと感じるためには、
自分自身が何かを「得る」こと以前に、
得たものをどこでどう活かすのかという
意識が必要になってきます。

つまり、ベースとして、

「ここで自分の力を活かしたい。」

と感じている必要があるのです。

「スタッフのモチベーションを上げたい」

そう感じたとき、
そのスタッフに意識が行きやすいかもしれません。

でも、もしかすると
本当の原因は、別のところにあるかもしれませんね。


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