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コミュニケーションなんて?

先日、友人と話していて、ちょっとドキっとする言葉を耳にしました。

コミュニケーション研修なんてどうでも良いから、一生平社員でいることを選ばせてほしい。

彼女は、某大手組織に新人の時から勤務しており、現在は課長となっています。

中間管理職としての辛さをヒシヒシと感じている様でしたが、彼女の話は、きっと同じように感じている方は多いだろうなぁと思われる内容ばかりでした。

上司からは指示命令と、お小言ばかり。部下は意欲的に働かない。

営業系の仕事をしている彼女は現場が大好きで、お客様と直に接することを得意としてきましたが、現在、自分がお客様と唯一接するのは、部下が対処できないトラブル発生時のみというのも、仕事をつまらなくしている原因の一つの様でした。

今、コーチングをマネジメントに取り入れようと研修を行う企業が増えてきているようです。

コーチングを学び、プロのコーチとして仕事を始めた身としては嬉しいニュースである反面、彼女の言葉に表れているように、コーチング、あるいはコミュニケーションといったものにどんな力があるのかを、あまり実感できないと感じられている方も多くいらっしゃるように思います。

先日、あるIT系の企業のマネージャーの方とのプライベート・コーチングの際、

コーチングって、宗教みたいなものだと思っていました。

とおっしゃったのを聞いて、思わず笑ってしまいました。こちらの企業もずいぶん前にコーチングを全社に取り入れようと、研修を行ったそうなのですが、課長クラスにはそんな風にとられていたのですね。

コーチングって何なんでしょう?

コミュニケーションが変わっても、中間管理職の辛さに変化は無いのでしょうか?

中間管理職・・それは、組織の翻訳者として存在する非常に重要なポジションです。上層部の企業経営方針をどう、部下に浸透させていくか。部下の状況をどう上層部に伝えていくか。そこには、とても高度なコミュニケーション・スキルが必要となります。

上の意見をそのまま下に伝えるだけでは、部下は納得して動かない可能性もあるでしょう。

部下の意見をそのまま上に伝えるだけでは、間に管理職がいる意味がなくなってしまいます。

そして実際間に立つ課長クラス。その方々は常に結果を求められている。

私は、まずは中間管理職の方々が、ご自身がどうなりたいのか・・を考える時間を用意してほしいと思っています。
社員の成長は企業の成長に大きくかかわってきますが、その社員を育てる立場にいる管理職の方々も、もちろん一緒に成長していかなければならないのですから。
そして、その為には、中間管理職の方に「どうなりたいか」を問いかける方が必要です。

これは、子供が親の背中を見て育つのと、とてもよく似ていると感じます。
親がどんなに口先で上手いことを言ったとしても、子供はしっかり親の姿を見ています。
コーチ型マネジメントを企業に取り入れるようとしても、うまく機能しないと感じられたら、もしかすると、中間管理職層に「どうなりたいか」を問いかける仕組みがないからかもしれません。


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